世界最高峰のeスポーツイベント「Esports World Cup(EWC)2026」『ストリートファイター6』部門も、いよいよ決勝トーナメントを迎える。
ベスト8に勝ち残ったのは、Booce、MenaRD、Lesharら世界のトッププレイヤーたち。そして、そのうち実に4人が日本人選手という快挙を成し遂げた。賞金総額100万ドル(約1億5,000万円)の世界大会で、日本勢がトップ8の半数を占めるという結果は、日本のストリートファイターシーンの強さを改めて世界へ示したと言える。 (エスポーツワールドカップ)
決勝へ進出した日本人選手は以下の4名。
- ヤマグチ(舞/テリー)
- ひびき(リリー)
- こばやん(ザンギエフ)
- ひなお(サガット/リュウ)
それぞれ異なるキャラクターを極めた4人の魅力を紹介していこう。
ヤマグチ|EVO Japan王者、日本格ゲー界の新エース
使用キャラクター
- 舞
- テリー
2026年、日本の格闘ゲームシーンで最も大きく飛躍した選手の一人がヤマグチだ。
EVO Japan 2026では、日本中の強豪を倒して優勝。世界最高峰の大会でも優勝候補として名前が挙がる存在となった。 (YouTube)
舞をメインに据えながら、状況によってテリーを投入する柔軟な戦略が特徴。相手に合わせて試合中に修正を重ねる対応力は、日本トップクラスと言われている。
注目ポイント
- EVO Japan優勝で世界へ飛躍
- 舞・テリーを使い分ける対応力
- 冷静な試合運びと勝負強さ
日本格ゲー界の”新エース”として、初のEWC制覇へ挑む。
ひびき|世界最高峰の「リリー」使い
使用キャラクター
- リリー
ひびきと言えば、世界でも数少ないトップクラスのリリー使いとして知られる存在だ。
多くのトッププレイヤーがケンや豪鬼、舞などの強力キャラクターを選択する中、一貫してリリーを信じ続け、世界大会でも結果を残してきた。
EWCではグループステージで優勝候補のMenaRDを苦しめるプレーを見せ、海外コミュニティでも
「リリーでここまで戦えるのか」
と大きな話題になった。Redditでも「今大会で最も印象的な選手の一人」という評価が多く見られる。(Reddit)
ここが強い
- リリーを極限まで研究したキャラクター理解
- 相手の癖を読む読み合い
- 我慢強い守備から一気に流れを掴む爆発力
「キャラパワーではなくプレイヤー性能で勝つ」代表格とも言える存在だ。
こばやん|日本最強ザンギエフの代名詞
使用キャラクター
- ザンギエフ
こばやんは、日本のみならず世界でも屈指のザンギエフ使いとして知られるプレイヤー。
重量級キャラクターでありながら、読み合い・立ち回り・間合い管理を極限まで磨き上げたプレーは、多くのザンギエフ使いのお手本になっている。
EWCでもグループステージでは日本人対決となったひびきを破り、決勝トーナメント進出を決めた。(Reddit)
ここが強い
- 驚異的な読みの精度
- ワンチャンスを勝利へ変える火力
- プレッシャーを与え続ける接近戦
「一度近付いたら終わり」と言われる圧力は、世界中のトッププレイヤーからも警戒されている。
ひなお|15歳の天才が世界へ挑む
使用キャラクター
- サガット
- リュウ
今回の日本勢で最も注目を集める存在がREJECT所属の15歳・ひなおだ。
2026年にはオーストラリアで開催されたCAPCOM Pro Tour Premier「BAM 16」を制覇し、2年連続となるCAPCOM CUP出場権を獲得。若干15歳ながら世界大会優勝経験を持つ、日本格闘ゲーム界期待の超新星である。(Saiga NAK)
サガットという新キャラクターを武器に世界のトッププレイヤーを次々と撃破し、その冷静な試合運びは年齢を感じさせない。
ここが強い
- 圧倒的な反応速度
- ミスの少ない堅実なプレー
- 大舞台でも物怖じしない精神力
「次世代の日本格ゲー界を背負う選手」と期待される理由が、プレーを見ればすぐに分かる。
世界トップ8の半数が日本人
今回の決勝トーナメント進出メンバーは以下の8名。
| 選手 | メインキャラクター |
|---|---|
| 🇯🇵 ヤマグチ | 舞・テリー |
| 🇯🇵 ひびき | リリー |
| 🇯🇵 こばやん | ザンギエフ |
| 🇯🇵 ひなお | サガット・リュウ |
| 🇰🇷 Booce | テリー |
| 🇩🇴 MenaRD | ブランカ・舞 |
| 🇰🇷 Leshar | 豪鬼・エド |
| 🇺🇸 Craime | リュウ・ベガ |
日本勢4名が世界トップ8の半数を占めるという結果は、日本のストリートファイター競技シーンのレベルの高さを証明するものだ。 (エスポーツワールドカップ)
EWC 2026『ストリートファイター6』決勝は、世界王者を目指す8人による最高峰の戦いとなる。
その中でも、日本勢は4人が決勝トーナメントへ進出し、それぞれが異なるスタイルで世界一を狙う。
- ヤマグチ:EVO Japan王者の新エース
- ひびき:世界最高峰のリリー使い
- こばやん:日本最強ザンギエフ
- ひなお:15歳の超新星
キャラクターも世代も異なる4人が、世界の頂点でどんな戦いを見せるのか。
日本の格闘ゲームファンにとって、歴史的な一日になるかもしれない。

これは本当に痺れる結果だよ。
ベスト8のうち半分が日本人選手って、格闘ゲームというジャンルの層の厚さを考えても異常な数字。
前の記事でウメハラやふ~どがフェーズ1で散った時は正直「今大会は厳しいか」って空気もあったと思うけど、そこから4人がしっかり勝ち上がってきたのは、日本のシーンが一部のレジェンドだけに支えられてるわけじゃないっていう何よりの証明だと思う。
個人的にグッとくるのはひびきの存在。
リリーって正直、トップシーンでは選ばれにくいキャラクターなんだよね。
多くの選手がケンや豪鬼みたいな強キャラに寄っていく中、一貫して貫き続けてMenaRDを苦しめるところまで持っていったのは、単純な強さ以上に「信念で結果を出した」感があって、見ていて胸が熱くなる。
こばやんも面白い。
ザンギエフっていう重量級キャラは、接近戦に持ち込むまでのリスクが大きい分、決まった時のリターンも大きい。
そのグループステージで同じ日本人のひびきを破って勝ち上がってきたっていうのは、身内対決という意味でも複雑な気持ちになる展開だったはず。
そしてひなお。なんと15歳。CAPCOM CUP2年連続出場権を持ってるっていう時点で規格外だけど、この年齢で世界の大舞台に物怖じせず立てるっていうのは、正直末恐ろしい。この子が10年後どうなってるか、今から楽しみで仕方ない。
ちなみに格闘ゲームは個人競技ゆえに「国別の層の厚さ」がこういう一発大会でモロに出やすいジャンルだよね。
今回の結果は偶然じゃなくて、日本のオフライン大会文化やコミュニティの土壌があってこその数字だと思う。決勝、本当に見逃せない。
Iv(イブ)|Esports4
eスポーツを追いかける個人メディア「Esports4」を運営。APEXを中心に、VALORANT、スト6、Shadowverseなど国内外の競技シーンを取材・発信。初心者やライト層にも「何が起きているのか」が伝わる記事を目指しています。








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