2026年8月25日、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2026(SFL JAPAN 2026)」Division Sがついに開幕した。
開幕節を白星で飾ったのは、KADOKAWA FAV gaming、Saishunkan Sol 熊本、ZETA DIVISION Geeklyの3チーム。なかでも強烈なインパクトを残したのがZETA DIVISION Geeklyだ。Crazy Raccoonを相手に40-0。先鋒・中堅・大将のすべてを制する完勝で、開幕早々に優勝候補としての力を見せつけた。
SFL JAPAN 2026 Division S 第1節結果
| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| FUKUSHIMA IBUSHIGIN vs KADOKAWA FAV gaming | 20-30 |
| Saishunkan Sol 熊本 vs 広島 TEAM iXA | 30-10 |
| ZETA DIVISION Geekly vs Crazy Raccoon | 40-0 |
開幕節は3試合とも勝敗こそすんなり決まったが、その中身はまったく異なる3試合となった。
FAV gaming、延長戦を制して白星発進
第1試合はFUKUSHIMA IBUSHIGINとKADOKAWA FAV gamingの対戦。
先鋒では藤村がヤナイに2-0、中堅ではりゅうきちが鶏めしに2-1で勝利。一方、大将戦ではIBUSHIGINの2BASSAがもけを3-1で破り、勝負は延長戦へともつれ込んだ。
最後はsakoがジョニィとのエレナミラーを2-0で制し、FAV gamingが30-20で勝利。sakoは試合後、ジョニィが延長戦に出てくることを想定してオーダーを組んでいたことを明かしている。
単純なキャラクター相性だけでなく、相手が誰を出してくるかまで読んで準備する——SFLならではのチーム戦の面白さが、いきなり表れた一戦だった。
Saishunkan Sol 熊本は30-10でiXA撃破
第2試合ではSaishunkan Sol 熊本が広島 TEAM iXAと対戦。
先鋒のまちゃぼーがtakepiを2-0で撃破すると、中堅戦ではiXAのひびきがこばやんに2-0で勝利し、スコアは10-10で大将戦へ。
そこでSFL初参戦のきんちょがあきらを3-1で破り、Saishunkan Sol 熊本が30-10で開幕戦を制した。
きんちょは試合後、チームで毎日のようにボイスチャットをつなぎ、練習や攻略について意見を交換してきたことを明かしている。さらにSFLについては、対戦相手が事前に分かるからこそ「人読み」を含めた対策が重要になるリーグだと語った。個人戦とは違う、SFLならではの面白さを象徴するようなデビュー戦になった。
ZETAがCrazy Raccoonを40-0
そして開幕節最大の衝撃となったのが第3試合だ。
ZETA DIVISION GeeklyがCrazy Raccoonを40-0で下した。
- 先鋒:ヤマグチ(舞) 2-0 シュート(リュウ)
- 中堅:ひぐち(ガイル) 2-1 どぐら(エレナ)
- 大将:MenaRD(ブランカ) 3-0 ボンちゃん(豪鬼)
先鋒のヤマグチ、中堅のひぐちが連勝し、最後はMenaRDがボンちゃんを3-0で下す完勝劇。CRに1ポイントも許さない、文字通りの完勝となった。
MenaRD加入のZETA、いきなり完成度の高さを見せる
特に注目したいのは、やはりMenaRDだ。
MenaRDは試合後、チーム全体の強さに加えて自身の練習も順調だったことから、自信を持って開幕戦に臨めたと振り返っている。ボンちゃんが大将戦に出てくることも事前に予想していたという。
海外と日本では攻略に対する考え方に違いがあり、コーチのじゃじいを通して日本の選手たちと意見交換することが刺激になっているとも語った。
言葉の壁についても興味深い話が聞けた。重要なゲームの話ではじゃじいの通訳を頼る一方、日常的な会話や簡単なゲームの話については、チームメンバーが英語を学んでいることで直接コミュニケーションを取れる場面も増えているという。
単純に「世界トップクラスの選手を補強した」というだけでなく、MenaRDをチームの中にどう組み込むかという部分でも、ZETAはかなり準備を進めているようだ。
次節は9月1日、ZETAは広島 TEAM iXAと対戦
Division S第2節は9月1日18時40分から配信予定。対戦カードは以下の3試合となっている。
| Match | 対戦カード |
|---|---|
| Match 1 | Saishunkan Sol 熊本 vs KADOKAWA FAV gaming |
| Match 2 | 広島 TEAM iXA vs ZETA DIVISION Geekly |
| Match 3 | Crazy Raccoon vs FUKUSHIMA IBUSHIGIN |
特に注目は、開幕戦を勝利したSaishunkan Sol 熊本とFAV gamingの直接対決。そして40-0という最高のスタートを切ったZETAが、第2節でもその勢いを維持できるか。
一方、初戦でまさかの0ポイントに終わったCrazy Raccoonにとっても、早く立て直したい重要な一戦となる。
SFL JAPAN 2026 Division Sは、開幕から早くも面白くなってきた。

40-0という数字はもちろん強烈だね。
ただ、個人的にもっと気になったのはZETAの「準備」の部分だよ。
MenaRDはボンちゃんが大将に来ることを読んでいたし、ヤマグチのシュート対策にもチームで取り組んでいた。
世界トップクラスの個人技を持つ選手が、日本のSFL特有の“相手を研究して対策する戦い”にしっかり適応し始めている。
まだ第1節だから、このままZETAが独走するとは言い切れない。
ただ、「今年のZETA、かなり強そうだぞ」と思わせるには十分すぎる開幕戦だったね。
これからの試合に注目だね。
Iv(イブ)|Esports4
eスポーツを追いかける個人メディア「Esports4」を運営。APEXを中心に、VALORANT、スト6、Shadowverseなど国内外の競技シーンを取材・発信。初心者やライト層にも「何が起きているのか」が伝わる記事を目指しています。





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