ブシロードが、『Shadowverse: Worlds Beyond』において新たなeスポーツチームを設立し、2027年8月開幕予定の「Shadowverse Premier Series 27-28」への参戦を目指すことを発表した。
今回のチームで大きな特徴となるのが、女性選手のみで構成されたチームを目指していることだ。
この発表を受け、ネット上では「女性選手の参入機会を増やす取り組みとして期待したい」という声がある一方、「競技レベルは大丈夫なのか」「女性限定の選考に疑問がある」といった意見も見られ、さまざまな反応が寄せられている。
ブシロードが女性選手のみのチーム設立を目指す
ブシロードは「Shadowverse Premier Series 27-28」への参戦を機に、新たな『Shadowverse: Worlds Beyond』のeスポーツチームを設立する。
その背景には、Cygamesが掲げる「女性プレイヤーのコミュニティを盛り上げたい」「女性にも活躍いただけるシリーズにしていきたい」という考えへの賛同があるという。
チーム名などの詳細については、今後発表される予定だ。
また、ブシロードはCygamesと共同でリアルカードゲーム『Shadowverse EVOLVE』を展開しており、新たに立ち上げるeスポーツチームとの連携も予定している。
「Shadowverse Premier Series 27-28」は2027年8月に開幕予定となっている。
女性選手の育成も視野に入れた選考
今回の取り組みは、単純に女性選手を集めてチームを作るというものではない。
2026年10月1日から選手公募が開始され、プロ経験の有無を問わず、『Shadowverse: Worlds Beyond』をプレイしている人であれば応募可能。海外在住者やストリーマー、VTuberなど、活動形態も問わず幅広く募集する。
選考は「通常選考」「VTuber選考」「女性選考」に分かれて実施される。
女性選考では、書類選考を通過した選手が「ドラフト候補生」となり、2027年6月に予定されているドラフト会議まで継続的に課題へ取り組む。
さらに、月1~2回程度のコーチングや大会参加を通じて、Premier Seriesの選手として必要となるプレイスキルや、動画投稿・配信活動などの発信力を強化することも予定されている。
つまり、今回の女性選考には**「選手を集める」だけではなく、「競技者として育てる」側面も含まれている**。
ネットでは「女性限定」に賛否両論
今回の発表に対するネット上の反応は、一枚岩ではない。
否定的な意見としては、女性限定チームという形そのものに疑問を呈する声や、男性プレイヤーが多い競技シーンの中で、いきなり結果を出せるのかを懸念する声が見られた。
特に、女性選手を増やすことを目的とするのであれば、単にチームを作るだけでなく、その後の育成や競技力向上まで考える必要があるという指摘もある。
一方で、「最初から男性選手と同じレベルで戦えるとは限らないとしても、まず参戦することで女性プレイヤーを増やしていくことが重要」という意見もある。
また、「挑戦すること自体を否定する必要はない」「男性選手の枠を奪っているわけではない」という考え方から、女性限定チームの存在そのものを肯定する声も寄せられている。
「女性限定だからこそ意味がある」という考え方
今回の取り組みについて興味深いのは、女性限定という形式そのものに注目が集まっていることだ。
一般的なプロチームとして選手を募集するのであれば、すでに競技実績のある選手が注目されやすい。一方で、女性選手に限定したチームを立ち上げることで、これまでプロシーンに入りづらかった選手にとって、新たな目標や挑戦の場になる可能性がある。
実際、ネット上でも「女性限定コンセプトのチームがあることはいい」「新たなチームとして注目を集める方法として面白い」といった肯定的な反応が見られる。
もちろん、女性選手だからといって競技シーンで自動的に結果が出るわけではない。
むしろプロの競技シーンに参戦する以上、最終的には性別ではなく、試合でどれだけ戦えるのかという結果が問われることになる。
だからこそ、今回予定されているコーチングや大会参加などの育成期間が重要になってくる。
女性選手の参入は『Shadowverse』に何をもたらすのか
女性限定チームに対して賛否が生まれるのは、それだけ今回の取り組みがこれまでのプロシーンとは異なるアプローチだからだろう。
「女性だから特別扱いするべきなのか」という疑問が出るのも理解できる。一方で、現状の競技シーンに女性選手が少ないのであれば、これまでとは違う方法で参入のきっかけを作ってみることにも意味がある。
特に『Shadowverse』のような競技性の高いタイトルで、女性選手が継続的に競技シーンへ参加する環境が生まれれば、将来的に「女性プレイヤーがプロを目指す」という選択肢がより身近になる可能性もある。
今回の取り組みが成功するかどうかは、これから始まる選考と育成、そして実際の大会での結果によって評価されていくことになる。

今回のニュース、個人的にはとても良いことだなって思ってる。
麻雀のプロリーグであるMリーグは女性陣の活躍が顕著で、業界の人気の大きな要因となっているんだ。
もちろん視聴数や人気だけが重要というわけではない。
だけど、そのゲームに興味の無い人やライトユーザーを生み出して行くことが業界の発展には不可欠なんだ。
それに最初からトップレベルの選手が揃う必要はないよ。
今回のチームをきっかけに「自分もプロを目指してみよう」と思う女性プレイヤーが増えて、その中から数年後にトップ選手が出てくるなら、それだけでも十分に意味がある。
もちろん、結果が出なければ批判されるのもプロの世界。
だからこそ、今回の取り組みは「女性だから応援する」だけではなく、実際にどこまで強くなれるのかを見ていきたい。
女性選手が競技シーンに参入するための新しいルートができる。その一歩として、今回の挑戦には期待したいね。
Iv(イブ)|Esports4
eスポーツを追いかける個人メディア「Esports4」を運営。APEXを中心に、VALORANT、スト6、Shadowverseなど国内外の競技シーンを取材・発信。初心者やライト層にも「何が起きているのか」が伝わる記事を目指しています。








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