【シャドバ ビヨンド】第9弾環境考察 ― 使用率から導き出した最強デッキ

シャドウバース

1. デッキ使用率

クラス使用率
ドラゴン23.6%
ナイトメア22.2%
ネメシス17.2%
ウィッチ16.0%
ビショップ9.7%
ロイヤル6.6%
エルフ4.7%

ドラゴンとナイトメアだけで環境の**45.8%**を占めていて、この2クラスとの相性がそのまま体感勝率を大きく左右する構図になっている。ネメシス・ウィッチも合わせて4大クラスで環境の8割弱を占め、ビショップ・ロイヤル・エルフは相対的にニッチな立ち位置と言える。

※このグラフはあくまで「使用率(遭遇率)」であって「勝率」ではない点は注意。強さの裏付けは別途Tier表などで確認する必要がある。


2. デッキそれぞれの特性

ドラゴン(23.6%):ランプドラゴン

PPブーストによる加速で中盤から大型フォロワーを展開する爆発力の高いデッキ。相手が最大6~7コストの時にこちらは9~10コストの最強クラスのフォロワーを展開できるため、そのまま盤面を制圧できる。反面、大型フォロワー中心の構築ゆえ序盤の事故やアグロの詰めには弱い。

ナイトメア(22.2%):ミッドレンジナイトメア

強力な盤面を押し付けるタイプで、盤面形成できるカードが多く、バーンダメージも強力。展開力と火力を両立しているため、処理が追いつかないと一気にライフを削られる。

ネメシス(17.2%):AFネメシスが中心

AFの種類を稼いでスカーレットやミューなどの強力な疾走を通しに行くデッキ。終盤の疾走によるフィニッシュ力が高く、新カード「アイズエデン」の追加で耐久性能もアップした。

ウィッチ(16.0%):セフィーウィッチ/魔手ウィッチ

除去・回復・スペルシナジーを揃えたコントロール~ミッドレンジ寄りのクラス。長期戦になるほど強みが出るタイプで、10ターン以降のリソース勝負を得意とする。

ビショップ(9.7%):進化ビショップ

進化回数を稼ぎつつ強力なカードで盤面を作るデッキ。序盤からのテンポと後半の押し付けを両立できる。

ロイヤル(6.6%):連携ロイヤル

低コストフォロワー中心のアグロ寄り構築。カード同士の連携で展開しつつ疾走バフで攻める。初心者にも扱いやすいとされる部類。

エルフ(4.7%):コンボエルフ

特定条件を満たしてワンショットを狙うコンボ型。爆発力はあるが安定感は控えめで、使用率の低さにも表れている。


3. AFネメシスが最強と言われる理由

現環境でAFネメシスがTier1の一角を占める理由は、大きく3つに整理できる。

① コンボ性と展開が両立している

AFネメシスの核は「場に出したアーティファクトの種類数」を参照するシナジー。アナライズ・エンシェント・アタック・キャッスルといった軽量AFはそのまま盤面要員にもなるため、コンボパーツを腐らせずに盤面形成と両立できるのが強み。シナジー要員=戦力という構造がテンポロスを生みにくい。

② フィニッシュ力が高い

終盤はカミシラやミューの超進化で盤面を作りながら体力を削り、スカーレット(超進化で最大9点)やアシュレイ&リディアの疾走圏内(7点)まで持ち込むのが勝ち筋。「盤面形成→種類稼ぎ→バースト」の流れが一本道で完結しているため、勝ち筋の再現性が高い。

③ 弱点だった「受け」が新弾で補強された

これまでAFネメシスは攻め特化で処理・回復が薄いのが弱点だったが、新カード「アイズエデン」の追加で処理と回復による受け性能が向上した。アイズエデンは自分のアーティファクト・フォロワーが場に出たとき相手の場のフォロワーをランダムに1枚破壊する効果を持ち、種類稼ぎの動きと噛み合う。さらに超進化させれば3面処理+守護2面+4回復を同時に行えるため、相手の超進化ラッシュを一度リセットできる。

「攻めは元々強いが受けが薄い」というテンポデッキの弱点を、種類稼ぎと噛み合う処理カードで埋められたのが、Tier1入りの決定打と言える。

環境との相性

ドラゴン(ランプ)・ナイトメア(ミッドレンジ)が環境の半分近くを占める中、AFネメシスは除去・回復・打点のバランスが良く、ミラー以外にも横並べ系・ロングゲーム系のどちらにも対応しやすい総合力の高さが評価されている。


4. デッキレシピ

必要エーテル目安:約80,000程度(構築コストは高め)

コストカード名枚数
1誠心なる尽小花3
1ストリートラン3
2報恩の技師・アイザック3
2尽小花・イマリ3
2チルスケーター3
2アナタの先輩・エース3
3ワイルドキャスター3
4奮励の追走・ミュー3
4エッジーマスター1
5決断の交差・アシュレイ&リディア3
7劣悪の純心・カミシラ3
7弾哭の変貌・アイズエデン3
8愚劣の兵器3
8虚刻のアナテマ・スカーレット3

デッキタイプ:ミッドレンジ

低コスト帯にAF種類稼ぎ&処理カードを厚めに採用し、7~8コスト帯にカミシラ・アイズエデン・スカーレットといったフィニッシャー級を集中させる、典型的な「序盤耐えて終盤で刈る」構成になっている。


5. マリガン・戦術の解説

基本マリガン

共通してキープしたいのは以下の3枚。

  • ストリートラン:序盤の処理とドローを両立する汎用カード
  • チルスケーター:体力3以下のフォロワーを処理できる
  • アナタの先輩・エース:展開と種類稼ぎに使える2コスト

試合の流れ

  1. 序盤:フォロワーを展開しつつ、加わったAFをプレイ。プレイしたAFの種類数を稼ぎ、ミューやスカーレットの条件達成を狙う。
  2. 中盤:ワイルドキャスターのエンハンスやエッジーマスターで盤面展開しつつ種類数を継続して稼ぐ。イマリでスペルを溜めて4~5面展開できると、多くのデッキが処理に困り場が残りやすい。
  3. 終盤:カミシラやミューの超進化で盤面を作りながら削り、スカーレット(最大9点)やアシュレイ&リディアの疾走圏内(7点)まで持ち込んでフィニッシュ。相手が強力な超進化を返してきた場合はアイズエデンの超進化でカウンター(3面処理+守護2面+4回復)。

対面別の意識ポイント

対 ランプドラゴン(23.6%)
相手が完成する前に決めるのが鉄則。ランプドラゴンは序盤の手札事故やアグロの詰めに弱いため、通常より一段強気に展開してよい。相手の大型フォロワーが揃う前に、盤面と体力の両方でリードを作っておく。

対 ミッドレンジナイトメア(22.2%) ― 最重要対面
盤面形成力とバーンダメージの高さが噛み合うと処理が追いつかなくなるため、アイズエデンは温存よりテンポ良く使って横並びを許さないことを優先。相手の残りバーン量を逆算しながら、自分の体力を無警戒に晒さないよう立ち回る。

対 ウィッチ(16.0%)
除去・回復が揃うコントロール寄りの相手なので、長引かせるほど分が悪い。序盤~中盤でプレッシャーをかけ、回復札が起動する前に体力を削っておく。疾走は分割せず、まとめて通せるタイミングを見極める。


AFネメシスが最強と言われる背景には、コンボと展開の両立、再現性の高いフィニッシュ、新弾で補強された受け、という3要素が重なっているんだ。
使用率トップのドラゴン・ナイトメアに対してそれぞれ異なるアプローチ(速度勝負/処理管理)が求められる点を意識しつつ回すのが、勝率を伸ばすポイントになりそうだね。
ただ、ひとつ言うなら少し難易度の高いデッキになる。
各カードの特性を把握しておくことが重要だと思うよ。

Iv(イブ)|Esports4
eスポーツを追いかける個人メディア「Esports4」を運営。APEXを中心に、VALORANT、スト6、Shadowverseなど国内外の競技シーンを取材・発信。初心者やライト層にも「何が起きているのか」が伝わる記事を目指しています。

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